おうちダイレクトは不動産一括査定サイトを運営していますが、従来のサイトとは異なり目新しいサービスを展開している印象があります。
注目なのはセルフ売却と呼ばれるサービスで、その名の通り売却において不動産会社に依頼せずに売る方法です。
Yahoo!不動産に広告掲載を自分で行うことで、不動産会社を頼ることなく買主を探すことができます。
また基本は自分自身で売却活動を進めていきますが、重要な事務手続きはSRE不動産によるサポートが受けられます。
もう一つおうちダイレクトのプロフェッショナル売却を利用すれば、通常通り不動産会社に依頼しての売却もおこなえます。
セルプ売却とプロフェッショナル売却の特徴や評判を探り、失敗しない選択を考えましょう。
目次
おうちダイレクトとは?特徴とサービスの内容を押さえる
おうちダイレクトは、よくある不動産査定サイトの一種です。
こちらのサイトを使うことで、不動産売買がおこなえるようになっています。
おうちダイレクトの具体的な特徴や、取り扱っているサービス内容をご紹介します。
運営元はヤフー株式会社とSREホールディングス株式会社
おうちダイレクトの運営元は、ヤフー株式会社とSREホールディングス株式会社です。
ネット事業を得意とするヤフー株式会社と、不動産業界大手のSRE不動産が手を組みおこなっている、共同プロジェクトになります。
基本情報に関しては、以下の表をご覧ください。
サイト名 | おうちダイレクト |
運営会社 | ヤフー株式会社 SREホールディングス株式会社 |
サービス開始時期 | 2015年11月 |
提携会社数 | 9社 |
ヤフー株式会社とSRE不動産が、それぞれの強みを生かす形でサービスを展開しています。
具体的に言いますと、不動産会社とのマッチング部分を担っているのがヤフー株式会社です。
ヤフー株式会社には、誰もが知るポータルサイトのYahoo!のコンテンツがあります。
Yahoo!の不動産部門であるYahoo!不動産に広告掲載することで、集客をおこなうのがヤフー株式会社の主な役割です。
一方のSRE不動産は、不動産売買における実務的な部分を担当しています。
物件内覧時の買主と売主との日程調整や、契約及び引き渡しの際のサポート業務などです。
またSRE不動産は、ソニーグループの一部門です。
そのためソニーの研究部門が開発した最先端のAI技術による、不動産価格のAI診断コンテンツを提供しています。
両方とも、有名な大手の会社ですね
ヤフー株式会社とSREホールディングス株式会社が共同出資して立ち上げたのが、おうちダイレクトです
サービス内容は3種類
おうちダイレクトが扱っている主なサービスは、3本柱で構成されています。
どのようなサービスなのか、内容をご紹介します。
AIによる査定サービス
おうちダイレクトの利用者は、AI診断によって物件価格の査定をおこなってもらうことができます。
ただし、AI診断が利用できるのは一都三県のマンションの売却の場合のみです。
そのためそもそもの利用者がかなり限られてはきますが、条件に当てはまる人であれば無料で利用可能です。
ソニーが開発した高機能なAIのため、非常に精度の高い物件価格を知ることができます。
一般的にマンション価格を決める要因はさまざまあり、例えば以下の項目が価格に影響を与えます。
- 土地価格
- 売却時期
- 景気動向
このような素人では判断が難しい要素を、最新のAI技術が判断したうえでの推定価格になります。
かなり精度の良い価格にはなりますが、あくまでも推定価格です。
実際に物件の状態を内覧して付けた査定額ではないため、参考程度に活用するのが良いでしょう。
不動産会社に依頼する机上査定や訪問査定と異なり、その後の営業電話による勧誘などの心配がありません
簡単に試したい時に活用できそうですね!
セルフ売却
おうちダイレクトにおける最大の特徴が、セルフ売却と呼ばれるサービスです。
通常、このような一括査定サイトの目的は仲介役となる不動産会社探しです。
一方でおうちダイレクトのセルフ売却は従来の一括査定サイトとは異なり、売主が自分自身で買主を見つけるのをサポートしてくれます。
要は不動産会社を通すことなく、直接買主を探すことができます。
仲介役となる不動産会社を利用しない最大のメリットは、仲介手数料の削減が実現することです。
おうちダイレクトのセルフ売却を活用すれば、仲介手数料ゼロで物件の売却が可能となります。
プロフェッショナル売却
プロフェッショナル売却は従来の一括査定サイトと同様に、物件売却の際のサポートを不動産会社に依頼するサービスです。
複数の不動産会社に一括査定をしてもらい、その中から希望条件に合う不動産会社を選ぶことになります。
こちらはセルフ売却とは違い、不動産会社に実務を担ってもらうことになるため、通常の仲介手数料が発生します。
セルフ売却はおうちらダイレクトのオリジナル!特徴をご紹介
先の項で紹介したセルフ売却は、不動産会社を通さずに売主が直接買主に物件を売却できる機能です。
他の一括査定サイトにはない、非常に珍しいサービスになります。
セルフ売却の詳しい概要を見ていきましょう。
仲介手数料は買い手側が支払う仕組み
セルフ売却は、買主探しを自分でおこなう必要があります。
しかしながら内覧の際の日程調整や、契約の際の手続きなど、難しい部分の実務はSRE不動産が担ってくれます。
そこで気になるのが、仲介手数料を払っていないのにどのようにして収益を得ているかでしょう。
セルフ売却では、売り手側からは仲介手数料を貰いませんが、買い手側は支払う仕組みとなっています。
つまり買い手側からの仲介手数料によって、収益を確保しています。
Yahoo!不動産に広告掲載ができる
セルフ売却では売却活動を自分自身でおこなうことになりますが、Yahoo!不動産に広告掲載することが可能です。
そのため、自分自身でインターネットサイトを作る必要などはありません。
きちんと集客力が見込めるコンテンツに広告を載せられるため、ゼロから買主探しをおこなう訳ではないです。
Yahoo!不動産への広告掲載は、自分自身でおこなうことになります。
難しそうなイメージがあるかもしれませんが、決まったフォーマットが用意されています。
よってある程度パソコンに慣れていれば、広告のアップロード自体に難しい点はないです。
とはいえ、買い手が見つかるかどうかを左右するPR文などを考えるのは自分自身です。
要は、通常なら全て不動産会社任せにできる広告宣伝作業の一部を、自分が担当するというイメージになります。
利用は一都三県のみ、対象物件も限られている
セルフ売却が利用できるのは、以下の地域の物件だけです。
- 東京都
- 神奈川県
- 埼玉県
- 千葉県
また対応物件も区分マンションと一棟建物のみに限定されています。
一棟建物とは事業用のアパートやマンション、店舗などのことです。
そのため戸建てや土地の売却を検討している方は、そもそもサービス利用自体ができません。
今後は対象エリアなどを拡大していく予定のようですが、現段階で利用できる人は非常に限られています。
セルフ売却を利用するメリットは?
自分自身で物件の売却をおこなわなければいけないとなると、何やら大変そうなイメージが強いです。
しかしセルフ売却を使えば、不動産会社を仲介する通常の売却とは全く異なるメリットを得られます。
どのようなメリットがあるのかご紹介します。
仲介手数料をゼロで抑えられる
セルフ売却を使って物件を売却する最大のメリットは、何といっても不動産会社に支払う仲介手数料がゼロになることです。
物件の売買価格にもよりますが、仲介手数料は決して安い金額ではありません。
仲介手数料は法律により上限が決められており、以下の表のように計算することができます。
売買価格 | 仲介手数料の上限金額 |
200万円以下の部分 | 取引額の5%+消費税 |
200万円超え400万円以下の部分 | 取引額の4%+消費税 |
400万円超えの部分 | 取引額の3%+消費税 |
例えば売買価格が3000万円の物件ですと、仲介手数料の上限は96万円+消費税です。
下限に関しては定められていないため、不動産会社が独自で仲介手数料の設定をおこなうことも可能です。
とはいえ多くの不動産会社が上限金額を請求してきます。
物件売却によって得た金額から仲介手数料が差し引かれるため、大きな出費となるのは言うまでもありません。
おうちダイレクトのセルフ売却なら、仲介手数料による痛手を負わずに済みます。
希望価格で売れるまで待つことができる
セルフ売却の場合、売り出し価格は自分で決定します。
また売り出し価格の変更なども、全て自分の判断でおこなうことができます。
不動産会社に頼ってしまうと、どうしても不動産会社の意見に合わせざるを得ないところがあるでしょう。
例えば買主が見つかった時など、向こうの希望に合わせて値下げ要求を受けたりします。
もちろんこちらの意見を通してもよいのですが、何度も断るのは気が引けてしまうのも事実です。
セルフ売却なら、納得できる価格で買い取ってくれる買主が現われるまで待つことも可能です。
セルフ売却の問題点は?
セルフ売却は仲介手数料不要など、魅力を感じる売却方法ですが問題点もあります。
しっかりと問題点も把握しておかないと不都合が生じることもあるため、ポイントを押さえておきましょう。
契約不適合責任など、法的な理解と知識が求められる
自分で売却をおこなうということは、当然ですが責任も自分自身で全て負うことになります。
気を付けつけなければならないのは、契約不適合責任です。
売主と買主で売買契約を結ぶ際に、契約内容と目的物に違いが生じていた場合には、買主は損害賠償請求ができます。
契約不適合責任は、買主の保護を目的とした制度です。
以前は瑕疵担保責任という法律が定められていましたが、2020年4月より民法改正によって契約不適合責任へと変わりました。
これまでの瑕疵担保責任よりも売主の責任が重くなっているため、中古住宅を売る際には気を付ける必要があります。
セルフ売却の場合、このような法律が絡んでくる問題も基本的には自分で対処しなければなりません。
他の売却方法と併用することができない
おうちダイレクトのセルフ売却を利用して売る場合、純粋な直接取引とは異なります。
気を付けなければならない点として、他の不動産会社と媒介契約を結ぶことができません。
またそれだけではなく、自分自身で買主を探すのもNGです。
おうちダイレクトを通じた買主にしか物件を売ることができないため、買主がある程度限られてきてしまいます。
他に利用したい不動産会社がある場合や、知人などに物件を売る可能性があるようなら、セルフ売却の利用はできません。
プロフェッショナル売却による一括査定を徹底解説!
おうちダイレクトは、セルフ売却以外にもプロフェッショナル売却という売却方法を選ぶこともできます。
こちらは他の一括査定サイトにおける、不動産会社に仲介してもらう方法と基本的には同様です。
おうちダイレクトのプロフェショナル売却とはどのようなシステムなのか、特徴を解説します。
仲介手数料は通常の売却と同様
おうちダイレクトのプロフェッショナル売却は、他の一括査定サイトのように複数の不動産会社に一括査定を依頼するものです。
利用者は条件に合う不動産会社を見つけ、その会社のサポートを受けることになります。
宣伝広告活動や、契約及び引き渡しなど、多岐に渡る業務を不動産会社にお願いできます。
不動産会社と媒介契約を結んで第三者に物件を売却する、通常の仲介方法と一緒です。
そのためセルフ売却とは異なり、売主は不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。
ちなみに一括査定のみの利用であれば、無料でどなたでも使えます。
提携している不動産会社は9社
プロフェッショナル売却で利用できる不動産会社は、全部で9社です。
詳しい会社名を以下に記載します。
- 大京穴吹不動産
- 東宝ハウスグループ
- 大成有楽不動産販売
- プラスグループ
- 京成不動産
- センチュリー21
- SRE不動産
- オークラヤ住宅
- 大阪宅建協会
おうちダイレクトでは優良な業者の選定に力を入れているため、提携している会社数としてはそこまで多くありません。
とくに最大手の不動産会社とは提携をしていないため、人によっては物足りなく感じるかもしれません。
しかしながら、大手の不動産会社から地元密着型の不動産会社までバランスよく揃っています。
また、他の不動産一括査定サイトには登録していない会社もあります。
プロフェッショナル売却の対応地域と対象物件は?
プロフェッショナル売却は、セルフ売却とは異なり全国対応です。
しかしながら都市部であれば問題ないですが、人口が少ない地域の場合には一括査定を利用できないエリアも存在します。
また、プロフェッショナル売却では利用可能な物件が限られています。
対象物件は以下のとおりです。
- マンション
- 一戸建て
- 土地
- 一棟建物
マンションだけではなく一戸建てや土地でも一括査定を受けられます。
よってセルフ売却よりも多くの人をカバーしている売却方法でしょう。
しかし一括査定サイトの中には、工場などの査定もできるサイトもあるため、それと比べるとやや物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえ通常の物件売却を考えている方であれば、問題なく利用することができます。
プロフェッショナル売却のメリットとは?
おうちダイレクトのプロフェッショナル売却には、他の一括査定サイトとは違った魅力があります。
プロフェッショナル売却ならではのメリットについて解説します。
不動産会社独自の宣伝活動にプラスして、Yahoo!不動産への広告掲載も可
通常の一括査定サイトの場合、売却のための宣伝広告活動は不動産会社任せになります。
一方でおうちダイレクトですと、依頼した不動産会社に宣伝広告活動をお願いできるのはもちろんのこと、それにプラスしてYahoo!不動産への広告掲載ができるようになっています。
つまり、より高い宣伝効果を得やすいです。
多くの人の目に触れる機会が増えれば、その分だけ高値で売却できる可能性が膨らみます。
不動産会社のサポートにプラスして、Yahoo!のサポートも受けられるためメリットが大きいです。
よっておうちダイレクトと提携している不動産会社に依頼を検討しているのであれば、不動産会社に直接申し込むよりもおうちダイレクトを経由した方がお得ということになります。
プロフェッショナル売却の問題点とは?
高い宣伝効果を得られるなど魅力的なメリットがある一方で、おうちダイレクトのプロフェッショナル売却には問題点もあります。
どんな一括査定サイトにも、メリットもあればデメリットもあるため、きちんと理解することが大切です。
プロフェッショナル売却の問題点を解説するので、見ていきましょう。
他の一括査定サイトと比べて特筆した点がない
おうちダイレクトのセルフ売却は目新しいサービスである一方、プロフェッショナルサービスは他のサイトと比べて特筆した点がありません。
例えば提携している不動産会社数でトップを取っていたり、顧客満足度が群を抜いているなど、一番と言えるような特徴がないのが事実です。
要は必ずプロフェッショナル売却を使いたいと思わせてくれるような理由が、薄いです。
しかしながら、先ほどの項でも紹介した通り、他のサイトでは見かけないような珍しい不動産会社と手を組んでいます。
不動産売却を成功させるためには、多くの不動産会社情報を得ることが大事です。
そのため、おうちダイレクトのプロフェッショナル売却も使い方次第では十分なメリットを受けることができます。
どのような使い方がおすすめですか?
他のサイトと併用するとよいです。お互いのサイトにおいて足りない部分を、補うことができます
セルフ売却と一括査定、失敗しないのはどっち?
おうちダイレクトを使っての不動産売却の場合、セルフ売却とプロフェッショナル売却による一括査定という2つの方法があります。
どちらを利用するのがおすすめなのか、解説していきます。
セルフ売却が向いている人とは?
まずはセルフ売却で売るのが向いているのはどのような人か紹介します。
セルフ売却は独自色の強いサービスのため、向いているタイプがある程度限定されます。
利用価値の高い人とそうでない人が、はっきりと分かれる売却方法です。
とにかく手数料を安く済ませたい
おうちダイレクトのセルフ売却を利用する最大のメリットは、仲介手数料が無料になることです。
数十万円以上かかる仲介手数料が無料になるからこそ、利用する価値があるとも言えます。
セルフ売却は通常通り不動産会社に仲介依頼する方法と違って、自分でやらなければならないことが多いです。
わざわざ手間をかけてでも利用する意味は、金銭的なメリットを受給することに他なりません。
よって、とにかく手数料を安く済ませたい人にはピッタリのサービスです。
仲介手数料が無料になれば、物件売却において得られる利益を最大化することが可能です。
労力がかかってでも、利益を最優先したい人に向いています。
不動産売却における基礎知識がある
セルフ売却は、自分自身で売却活動をおこなう必要があります。
買い手との内覧の日程調整や、契約及び引き渡しの際の対応などはSRE不動産のコーディネーターが担当してくれますが、それ以外は自分でやらなければいけません。
不動産売買においては、少なからず法的な知識を使う場面が出てきます。
つまり、セルフ売却を利用したければ不動産売却における基礎知識を自分で身につけなければならない訳です。
そう考えると、初めての売却の人が利用するのは少々厳しいかもしれません。
過去に不動産売却の経験があり、不動産会社に頼らなくても何とかなる人向けのサービスでしょう。
時間的余裕がある
不動産会社に仲介を依頼する場合は、物件が売れ残っている時など適切な判断をしてくれます。
例えば価格を下げた方が良いなど、客観的に見たアドバイスを貰えるでしょう。
売れない理由をきちんと分析し、それを売主にフィードバックしてくれるため、長期間に及んで売れ残ってしまうリスクは少ないです。
しかしセルフ売却ですと、そのような助言を貰うことができません。
売却における管理を全て自分自身でおこなうことになります。
自分自身で値下げの判断をするのは難しいため、どうしても希望通りの価格で買い取ってくれる人が見つかるまで待ってしまいがちです。
結果として、売却できるまでの時間が長くなりやすいです。
ある程度時間をかけて売却活動をおこなえる人以外は、セルフ売却は向かない方法でしょう。
一括査定が向いている人とは?
セルフ売却ではなく、プロフェッショナル売却の一括査定が向いている人を解説します。
プロフェッショナル売却は、セルフ売却ほど独自色の強いものではありません。
そのため万人向けなのは、プロフェッショナル売却の方になります。
一都三県以外の人
そもそも前提条件として、セルフ売却は一都三県の人しか利用できません。
よって一都三県以外の物件を売却したい場合、必然的にセルフ売却ではなくプロフェッショナル売却を選択することになります。
このようにセルフ売却は、利用したくても条件が厳しいのが現状です。
今後はエリアを拡大していく予定のようですが、現段階では利用が難しい人の方が多いかもしれません。
土地や戸建てを売却したい人
セルフ売却は、対象地域だけでなく対象物件も限られています。
基本的に、マンション売却の際にしか使えない売却方法です。
そのため土地や戸建ての売却を検討している方も、プロフェッショナル売却しか選択肢がありません。
セルフ売却の対象物件も今後は増えていく予定のようですが、現時点では対象物件がマンションと一棟建物のみと非常に少ないです。
そもそもセルフ売却の利用条件に当てはまらないというケースが多いため、多くの人が利用できるのはプロフェッショナル売却の方になるでしょう。
SRE不動産の仲介を利用したい人
おうちダイレクトのプロフェッショナル売却は、SRE不動産と媒介契約を結べる唯一の査定サイトです。
そのためSRE不動産に仲介をお願いしたい場合には、プロフェッショナル売却を利用する価値が非常に高いです。
SRE不動産は、業界においては珍しく片手仲介で有名な不動産会社になります。
片手仲介とは、売り手側か買い手側のどちらか一方にだけ付き、仲介手数料を貰うやり方です。
売り手側は高く売却したいですし、買い手側は少しでも安く買いたいです。
利益相反の関係にあるため、どちらの希望も満たすことはできません。
両手仲介の場合どちらか一方の意見を重視してしまうことになりますが、片手仲介ですと100%どちらかの味方につくことが可能になります。
SRE不動産は、片手仲介であることをウリにしている不動産会社です。
わざわざおうちダイレクトを経由せず、直接SRE不動産に申し込んでもよいのではないですか?
その場合、Yahoo!不動産へ広告掲載されません。おうちダイレクトのプロフェッショナル売却から申し込んだ方が、PRするチャンスが増えます
セルフ売却でもSRE不動産のサポートが受けられますよね。そちらではダメなのですか?
セルフ売却でやってくれる内容は、内覧の日程調整や契約時の補助のみです。きちんとした仲介を依頼したい場合には、プロフェッショナル売却を利用しましょう
基本は一括査定ベースで考えておくのが良い
セルフ売却は、利用できるエリアや対象物件が限られています。
そのためそもそもの対象者自体が少ないです。
また法的な知識が必要になるなど、利用するうえでのハードルが少々高いです。
どちらにすべきか悩んだ際には、基本はプロフェッショナル売却の一括査定の前提で考えておくとよいでしょう。
条件に該当していて、不動産会社に依頼したくないなど特殊な事情がある際は、セルフ売却の利用を視野に入れるのがおすすめです。
おうちダイレクトの評判を探る
おうちダイレクトの評判を知るうえで欠かせないのが口コミ情報です。
ここからはおうちダイレクトに寄せられた口コミについて紹介します。
良い口コミ
都内のアパートを売却するために、大手不動産会社6社ほどとSRE不動産に一括査定をしました。
他の会社からは営業電話がバンバンかかってきたのですが、唯一SRE不動産はきちんとした資料をすぐに送付してくれました。
SRE不動産の担当の方の対応力が素晴らしく、査定価格とその根拠を示したうえで、新たな提案もしてくれました。
片手仲介がウリなだけに、安心してお任せできる気がします。
不動産売却は人生において大事なイベントですから、後悔しないためにもSRE不動産がおすすめです。(40代女性)
不動産業界において両手取引をおこなうのは問題ではないかと、度々危惧していました。
そんな中SRE不動産は両手取引に一石を投じるスタイルのため、非常に好感が持てます。
査定金額に関しても独自のAI技術によって判断しているため、他の会社の査定と異なる金額が表示され興味深いです。
検討する価値が十分にある不動産会社でしょう。(40代男性)
マンションを高値で売却したかったため、知人に紹介してもらったおうちダイレクトを利用してみました。
セルフ売却と迷ったのですが、失敗したくなかったのと、一括査定の結果が良かったこともありプロフェッショナル売却の方を選びました。
どちらか悩んでいる場合には、先にプロフェッショナル売却で査定してもらうのも良いのかなと思います。(50代男性)
別の一括査定サイトも用いて査定価格を比較してみましたが、おうちダイレクトの査定結果の方が良かったです。
そのためおうちダイレクトから不動産会社に依頼したところ、自分の物件に合っている不動産会社だったらしく、スムーズに売却が完了しました。
元々期待していたよりも数十万円ほど高値で売却できたため、とてもお得です。(40代女性)
おうちダイレクトだけでなく、他の査定サイトも利用し比較しました。
おうちダイレクトの良い点は、入力が簡単なため使いやすいです。
査定依頼する不動産会社だけではなく、希望の営業所まで細かく指定できる点も魅力です。
担当者との相性なども分かると思います。
一方で対応エリアが限られているのが問題で、使いたくても使えない人が多いのではと感じました。
今後もう少しサービス内容が向上されるのを期待します。(60代男性)
悪い口コミ
おうちダイレクトの一括査定の評判が良かったため、自分の物件も無料査定をおこなうことにしました。
試してみたところ、エリア外と表示されてしまい、利用できませんでした。
期待していた分残念ではありましたが、対象エリアがもっと拡大していけば良いと思います。(40代男性)
おうちダイレクトは都市部に強いサイトとのことでしたが、戸建てを査定に出したところ対応エリア外となっていました。
都市部のマンションには力を入れているようですが、戸建ての対応エリアはあまり多くありません。(30代女性)
口コミから分かること
おうちダイレクトの良い口コミの中でも、多かった意見は次のとおりです。
- SRE不動産が良い不動産会社だった
- おうちダイレクトのサイトが使いやすく、良い査定結果が期待できる
特にSRE不動産の対応力に関しては定評があります。
片手仲介であるところも好評を得ているため、SRE不動産の利用を検討している方にとっては、おうちダイレクトは非常に魅力的なサイトでしょう。
一方の問題点としては、やはり対応エリアです。
特にセルフ売却の場合ですと、対応エリアが一都三県のみと非常に限られてしまいます。
またプロフェッショナル売却は一応全国対応ではありますが、地域によっては利用できないところも多いです。
今後はどちらとも順次エリア拡大をおこなうようですが、対応エリアの狭さは現時点での課題と言ってよいでしょう。
まとめ
おうちダイレクトは、自分自身で売却活動するセルフ売却と、通常の売却方法であるプロフェッショナル売却の2パターンの売却方法から選べます。
セルフ売却は仲介手数料がかからないため、売却で得た利益を最大化できます。
また自分自身のペースで売却活動をおこないやすく、希望価格で売れるまでじっくり待つことも可能です。
一方で法律の知識があり、過去に売却経験がないと使いにくいのも事実です。
セルフ売却は上級者向けの売却方法であるため、基本的にはプロフェッショナル売却の利用を考えた方がよいでしょう。
プロフェッショナル売却は不動産会社に依頼する通常の仲介と変わりませんが、他のサイトにはない珍しい会社と提携しています。
片手仲介で有名なSRE不動産に依頼することもできるため、手厚いサービスを受けたい方におすすめの売却方法です。
おうちダイレクトを賢く使いこなし、不動産売却に役立てましょう。