不動産売却の一括査定サイトについて情報収集を行っていると、イエウールに関する様々な口コミを見つけることがあります。
ネットに掲載されている口コミは、イエウールの不動産売買について良い評判や、ときには悪評のようなコメントを見かけるときも。
もし消極的な口コミを1回でも見てしまうと、不動産売却にイエウールを使って大丈夫なのか不安になるかもしれません。
今回はイエウールの悪評はあるのか?実際に利用した人はイエウールのどんな特徴を高く評価しているのか調べてみました。
初めて不動産一括査定を使う方が覚えておくとよい注意点、高額査定を出すコツなどについても一緒に紹介していきます。
不動産一括査定サイトを探しているとイエウールの名前をよく見かけます
はい、イエウールは人気サイトなんです。どんな点が人気なのかイエウールの特徴やサービスについてチェックしてみましょう
目次
不動産一括査定のイエウールにはどんな特徴があるの?
不動産一括査定イエウールの特徴を表にしました。
利用者 | 1000万人 |
---|---|
対応エリア | 全国47都道府県 |
提携不動産会社数 | 1900社以上 |
入力時間 | 約60秒 |
同時依頼件数 | 6件 |
運用開始 | 2014年 |
各特徴について見ていきます。
利用者数
イエウールの利用者数は1000万人です。
利用者の数は、サイトがユーザーからどの程度評価されているかを表しています。
CMでよく名前を聞くような大手不動産一括査定の利用者は40万人前後です。
利用者や査定実績が多い有名サイトでも600万人程度なので、イエウールはいかに利用者数が多く、多数のユーザーから支持されているかが分かります。
提携業者が多い
イエウールの最大の特徴が1900社以上という提携不動産会社数です。
他の有名サイトの提携不動産会社数は1300社から1700社ほどで、イエウールが一番多くの会社と提携しているのです。
実際にイエウールはかなりの人数の営業マンを投入し、毎月全国の不動産会社を訪問しながら提携先を探しています。
大手不動産企業だけでなく、営業マンが実際に足を使って見つけた地元の不動産会社も登録されているので1900社以上という数を達成できているのでしょう。
イエウールでは提携している不動産会社を定期的に招待してセミナーを開いています。
提携企業と定期的にコミュニケーションを取っているために提携企業が定着し、1900社以上の企業が継続して登録されているのです。
IT企業が運営している
イエウールは、IT企業の株式会社Speeeによって運営されています。
不動産会社ではなくIT企業によって不動産一括査定サイトが運用されているのがイエウールのユニークな特徴です。
株式会社Speeeの会社概要は下記の通りです。
会社名 | 株式会社Speee (Speee, Inc.) |
---|---|
設立 | 2007年11月29日 |
代表 | 代表取締役 大塚 英樹 |
事業内容 | マーケティングインテリジェンス事業、デジタルトランスフォーメーション事業 |
資本金 | 1,170,138千円 |
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル5階 |
IT企業が制作して運用している不動産一括サイトなので、初心者でも直感的に使えます。
2014年から運用されている比較的新しいサイトですが、IT企業としてのノウハウを活かした広告展開をし、利用者数を急激に伸ばしています。
不動産のプロではない企業が運営しているものの、膨大な利用者の査定実績を活かしながら信用できる使い勝手の良いサイトへと成長してきました。
利用者数1000万人というのはスゴいですね
では、実際にこれまで利用した人の感想を調べてみましょう
イエウールは悪評が多いのか口コミをチェックしてみた
イエウールの口コミをチェックしてみいくと、積極的な感想が多い印象を受けます。
利用者によっては消極的なコメントを書いている人もいますが、1000万人以上の利用者がいれば中にはサービスを良く思わなかった人がいるのは当然です。
逆に良いコメントしか見つからないサイトは怪しく感じますし、使用上の注意点が分からないので気をつけなければなりません。
イエウールを評価しないコメントの特徴は、不動産会社から電話がたくさん来ることや電話相談ができないことです。
しかし、指摘されている点には対策方法があります。
不動産会社からの電話がかかってこないようにしたい場合、申込フォームの備考欄にメール連絡希望と書いておけます。
電話相談ができない点の対策については後ほど説明していきます。
イエウールに関する良いコメントについて見ていきましょう。
査定を依頼した40代の女性は、依頼フォームが入力しやすい点と、同時に依頼できる会社の件数が多い点を評価しています。
イエウールの使い勝手について、初めて不動産一括査定を利用しましたが60秒ほどで入力が終わること、6件の不動産会社への査定申込が一回の操作で完了するのは本当に便利ですね、というコメントがありました。
自分で歩き回って地元にある6件の不動産会社へ査定を依頼しようとしたら数週間かかるのに、イエウールを使ったら60秒で終わってしまったことを評価しています。
別の口コミでは60代の女性が、イエウールには優良企業が多く登録されているので安心して使えたとコメントしていました。
この女性は、イエウールはユーザーからクレームを受けた会社を排除しているため、信頼できる企業を見つけやすいと息子から勧められて利用したそうです。
査定だけの利用だったにもかかわらず、強引な営業がなくて安心したとコメントしていました。
イエウールはしつこい勧誘を心配しなくても良いので、査定を調べるためだけに安心して使えることが分かります。
イエウールの評判が良いサービスを紹介
ユーザーから評価されているイエウールのサービスについて紹介します。
10種類の不動産査定に対応
イエウールが査定に対応している不動産は10種類もあります。
- 一戸建て
- 分譲マンション(一室)
- 一棟アパート・マンション
- 区分マンション(収益)
- 一棟ビル
- 区分所有ビル(ビル一室)
- 店舗・工場・倉庫
- 土地
- 農地
- その他
一戸建てや分譲マンションといった個人の住宅に加えて、投資用の収益物件や農地などの査定に対応しています。
個人ユーザーと投資家に対応していることが評価されています。
入力がしやすい
イエウールの入力しやすい画面が好評です。
IT企業としての実績がある会社が運用しているため初心者でもすぐに使えるような設計になっています。
普段使い慣れているSNSを使っている感覚で査定依頼が完了します。
入力すべき項目をイエウールの担当者が質問してくれるので、質問に応えていけば入力が終わるようになっています。
質問項目も少ないため、口コミにもあったように60秒ほどで入力作業が終わります。
登録会社へのクレームにすぐ対応
イエウールは1900社以上が登録されているため、中には信頼できない会社も含まれていそうと心配になるかもしれません。
しかし、イエウールはすでに2014年から運用を開始しており、利用者からの意見や苦情が蓄積されています。
サイトの中に、ユーザーからのクレームが入ったなら悪徳不動産会社と契約を解除すると明示しています。
苦情が多い不動産会社は提携が即解除されますし、定期的なセミナーによって登録各社の業務が改善されているので安心して利用できます。
机上査定と訪問査定を選べる
イエウールでは机上査定と訪問査定が選べます。
机上査定と訪問査定には違った特徴があります。
査定方法 | 特徴 | 対象者 |
---|---|---|
机上査定 | 過去の取引事例を元に計算した査定額を知れる | 参考情報が欲しい人 |
訪問査定 | 売却物件を実際に見た上で正確な査定額が知れる | すぐに売却したい人 |
机上査定は、物件の築年数などの基本情報と過去の取引事例を参考にして計算されます。
すぐに査定額を知ることができる反面、提示される価格は参考情報に過ぎません。
気軽にいくらで物件が売れるのか知りたい人におすすめの査定方法です。
訪問査定は、不動産会社の担当者が現地を訪問して査定する方法です。
売却を希望する物件の状態や周辺環境を調査した上で査定額を提示してくれます。
物件の登記記録なども見ながら額が決まるため、正確な査定額を知ることが可能です。
すぐにでも売却をしたい人が利用すると役立つ査定方法です。
地方の不動産売却に強い
イエウールには他の不動産一括査定サイトには登録されていないような地元の不動産会社が登録されています。
地方の不動産売却をしたいときには使い勝手の良いサイトです。
他社サイトでは地方物件の査定を依頼すると、提携している地元の不動産会社がないので査定不可と表示されることがあります。
申込エリアでは該当する業者がいません、というメッセージが出ることがあるのです。
イエウールは地域密着の不動産会社が多数登録しているため、田舎の物件でも正確な査定をしてもらえます。
イエウールは超大手不動産会社と提携していないって本当?
イエウールは地元の不動産会社や全国展開している大手不動産会社と提携していますが、下記の超大手不動産会社とは提携していません。
- 三井不動産リアリティグループ
- 住友不動産販売
- 東急リバブル
年間数万件の仲介件数を誇る会社が登録されていないのは、大きなデメリットではないでしょうか。
しかし、イエウールの提携企業リストをよく見ると上記の企業とは提携していないものの、年間仲介件数ランキング3位のセンチュリー21ジャパンや6位の三井住友トラストホールディングスとは提携していることが分かります。
さらに、覚えておきたいのは、不動産売却査定において超大手不動産会社と契約していることが最大のメリットになる訳ではないということです。
超大手不動産会社のデメリット
万能に思える超大手不動産会社にも実はデメリットがあります。
超大手不動産会社は売り主と買い主の両方の顧客が多いため、両手仲介になるケースが多いのです。
両手仲介は売り主と買い主双方から手数料が入るので企業にメリットがありますが、企業は売る側と買う側の両サイドの利益を考えていかなければなりません。
つまり、両手仲介では、不動産会社が売り主の利益だけを考える味方になってくれる訳ではないのです。
また自社内で売買を完結させようとして、売却希望物件の情報を不動産業界が見られるデータベースへ登録しないことがあります。
データベースへ登録されなければ、高額で購入する買い主を見つけることができなくなってしまいます。
超大手不動産会社は売却物件を多く抱えているので、より利益の大きい顧客やすぐに売却できる顧客を優先させます。
売却に時間がかかりそうなケースは、後回しにされるので気をつけなければなりません。
物件の境界線が曖昧な物件や、兄弟で共同所有している物件は手間がかかるので親身に取り組んでもらえないことがあります。
地元不動産会社の特徴とメリット
一方、地元企業へ依頼することには複数のメリットがあります。
超大手不動産会社が両手仲介のケースが多いのに対し、地元不動産会社では片手仲介になる可能性が高いのです。
片手仲介では不動産会社が売り主の完全な味方になってくれますから、精力的に売却活動をしてくれますし、有利な条件で購入してくれる買い主を見つけてくれます。
地元の不動産会社は地域特性をよく知っています。
不動産売買では地方へ行けば行くほど、ローカルルールが存在します。
ローカルルールが強い地域では、超大手不動産会社であっても地元の不動産会社へサポートを依頼することがあります。
長年地元で営業している不動産会社は、地元の有力企業や資産家とのコネクションを持っています。
地元企業や資産家から、次の条件を満たした不動産が売りに出されたら知らせて欲しい、という注文を抱えていることがあります。
売却したい不動産がその条件に当てはまっているのであれば、思わぬ高値で売却できるかもしれません。
地域密着の不動産会社は複数の支店を持っている訳ではありません。
本店だけを構えており、自分たちのエリアの中だけでは他社に負けないという強い意識を持っています。
担当エリアが狭いだけに地域の評判を大切にします。
結果として、親身になって信頼性の高い情報を提供してくれたり、売り主の要望が通るような契約を締結できるよう努力してくれたりするのです。
イエウールをどのように使ったら良いのか教えてください
ではイエウールの使用方法をチェックしてみましょう
不動産一括査定イエウールの使い方を紹介
イエウールを使って不動産を売却する際の流れを説明していきます。
まずはイエウールを使って査定依頼をする方法です。
- 郵便番号か都道府県を選ぶ
- 物件タイプを選択
- 必須項目を入力
- 依頼する不動産会社を候補から選択
- 不動産一括査定依頼
- 査定結果の連絡を待つ
最初に売却したい物件の住所を入力していきます。
次に査定をする物件種別を選び、さらに細かな情報を入力していきます。
その後、指定されたエリアで査定依頼が可能な不動産会社がリストアップされます。
候補リストの中から依頼したい会社を複数選んでください。
最大6社まで選ぶことが可能です。
最後に入力内容に間違いが無いかをチェックし、査定依頼のボタンをクリックします。
後は不動産会社から査定額の提示が来るのを待つだけです。
不動産査定の流れ
次に不動産査定の流れをチェックしてみましょう。
- 各社の暫定査定額を聞く
- 不動産会社と訪問査定の日程を決める
- 担当者が来て現地調査をする
- 不動産売却の必要書類のチェック
- 最終的な査定結果の報告を聞く
査定依頼をした複数社から暫定的な査定額の連絡が来ます。
しかし、あくまでも最初に提示される査定額は参考情報に過ぎず、正確な査定額を出すためには訪問査定が必要です。
訪問査定を希望する場合、各社の担当者と日程の調整をしてください。
空き家を査定してもらう際、立ち会いを求められることがあります。
現地調査では物件の中と外の状態がチェックされ、登記簿謄本や売買契約書などの書類も確認されます。
全ての確認が終わったら最終的な査定額の提示が行われます。
不動産売却の流れ
各社から提示された最終的な査定額を聞き、どの会社に売却を依頼するか決めます。
依頼する不動産会社が決まった後は、売却までどのような流れになるか見ていきましょう。
- 媒介契約
- 売却活動
- 売買契約
- 引き渡し
不動産会社と媒介契約を結びます。
媒介契約には複数社と契約ができる一般媒介契約、さらに一社としか契約ができない専任媒介契約と専属専任媒介契約があります。
それぞれに特徴がありますから、各特徴を比較してどの契約にするか決めてください。
契約後は不動産会社が売却活動をしていきます。
見つかった買い主と価格や条件の交渉をし、売買契約が結ばれます。
代金の支払いなどをした後にカギの引き渡しが行われ、売却完了となります。
不動産売却は査定依頼から引き渡しまで3ヶ月から6ヶ月ほどかかると言われています。
イエウールを利用する前にどんな準備をしておいたら良いの?
初めて不動産一括査定イエウールを利用する人は、事前にどんな準備をしておいたら良いでしょうか。
主に4つの準備をしておかなければなりません。
- 不動産相場を調査
- 物件の長所をまとめる
- 物件の短所を把握する
- 必要書類を用意
不動産相場を前もって調査しておくなら、不動産会社が提示する査定額は適切がどうかを見抜けます。
相場より高すぎたり低すぎたりする査定額を見極めていけるのです。
不動産タイプ別に相場の調査の仕方は違ってきます。
不動産タイプ | 相場基準 | 調査の仕方 |
---|---|---|
マンション | 取引価格 | レインズ、土地総合情報システム |
一戸建て | 建物は新築価格、土地は取引価格 | 物件検索サイト、土地総合情報システム |
土地 | 取引価格 | レインズ、土地総合情報システム |
建物と土地の取引価格が知りたいときには、レインズと土地総合情報システムを使って調査すると簡単です。
物件の長所と短所を前もって把握しておいてください。
不動産会社の営業マンは査定のプロですが、物件の特徴全てを把握している訳ではありません。
こちらから物件の長所を伝えるなら営業マンが見落としていたプラス査定ポイントに気づき、査定額がアップされることがあります。
雨漏りやシロアリ被害など物件の短所を伝えなければ瑕疵担保責任になりますので気をつけてください。
必要書類を用意しておくことも大切です。
下記の表から必要書類と入手場所を確認してください。
必要書類 | 入手場所 |
---|---|
間取り図と測量図 | 登記所 |
登記事項証明書 | 自治体の役所 |
固定資産税納税通知書 | 自治体の役所 |
購入時の物件概要書 | 不動産会社 |
マンションの場合は管理会社が持っている利用規約やメンテナンス証明書なども用意しておくと良いでしょう。
イエウールで不動産会社を賢く選ぶ方法を解説
イエウールを使う際、査定を依頼する不動産会社を選ばなければなりません。
会社を選択するときには3つの点を覚えておいてください。
- 相見積もりは必須
- 査定内容をチェック
- 査定を依頼する会社をよく考える
複数の会社を選ぶのが面倒くさいので1社だけに見積もりを依頼しようと考えるかもしれませんが、必ず相見積もりを取るようにしてください。
1社だけに見積もりを依頼すると、相手は競合他社がいないことを良いことに格安で買おうとする可能性があります。
必ず3社以上は選ぶようにしてください。
査定後は、金額だけで売却を依頼する会社を決めないようにしましょう。
一番高い査定額を提示した会社を自動的に選ばないでください。
まず、各社になぜ提示した査定金額になるのか根拠を聞くようにしましょう。
中にはとりあえず高い査定額を提示し、後から色々な理由を付けて価格を下げる業者がいるので気をつけなければなりません。
査定依頼をする不動産会社はバランス良く選んでください。
例えば、大手不動産会社2社、地元の不動産会社2社と言った組み合わせで選択することができます。
幅広いタイプの不動産会社を選ぶことで、自分の物件を売ることが得意な会社を見つけられます。
不動産一括査定イエウールで高額査定を出すコツとは?
イエウールで高額査定を出すためのコツを、マンションと戸建ての場合に分けて解説していきます。
マンションの場合
マンションの場合は下記のポイントが査定対象になります。
各ポイントの長所を営業マンに伝えることで、高額査定を引き出せることがあります。
査定対象ポイント | チェックされる内容 |
---|---|
立地 | 景観と利便性 |
耐震強度 | 新耐震構造基準対応かどうか |
室内コンディション | 大規模修繕が必要ないか |
マンションの管理状況 | 共有部分が清潔か |
その他 | ベランダのサイズと方角、角部屋と階数 |
もし売却したいマンションの部屋からの景観が良く、周りもスーパーや病院が近くて利便性が高いなら、その点をアピールしてください。
マンションが新耐震構造基準に対応しているかどうかも査定額を左右するポイントになります。
1982年以降に建設されたマンションは全て新基準に対応していますが、1981年以前の建物でも対応しているものがあります。
対応しているのであれば、新基準の建物であることを営業マンへ伝えてください。
室内では水回りが劣化していないか確認されます。
すでに水回りの不具合を修繕してあるならアピールポイントとなります。
駐車場やエントランスの清潔さも査定ポイントになるため、査定日の前に管理会社へ問い合わせて掃除を前もってしてもらうことも高額査定を引き出すコツです。
マンションはベランダが南向きで角部屋だと査定額が高くなりますし、ベランダからの通気性が良いこともプラス査定になる点です。
階数も高ければ高いほど羨望が良くなり、査定額が上がります。
戸建ての場合
戸建ての査定ポイントを見ていきましょう。
査定対象ポイント | チェックされる内容 |
---|---|
間取り | 動線と収納 |
窓の方角と風通り | 日当たりと通気性 |
水回り | 水回りの修繕が必要か |
瑕疵対応済み | 雨漏りやシロアリ被害の有無 |
周りの環境 | 騒音などがないか |
間取りでは、家事動線が無理のない作りかどうか、収納家具が設置しやすいかどうかがチェックされます。
個性的ではない一般的なデザインの間取りが万人受けするため、査定額が高くなりやすいです。
周りに高い建物がなく日当たりと通気性が良いことも大切な査定ポイントですし、水回りが劣化していないかも確認されます。
浴室のカビやトイレ便器の黒ずみ、さらに台所の油汚れをキレイにしておくだけでも査定額が上がることがあるので覚えておきましょう。
不動産会社は瑕疵担保責任(契約不適合責任)が発生するかどうか気にしますから、過去に雨漏りやシロアリ被害があったときには正直に伝えてください。
すでに修繕対応したならそのことも伝えるようにします。
周りの環境が静かだったり、駅やバス停に近くて交通の便が良かったりすると査定額が上がりやすいです。
近くにどんな生活便利施設があるかを積極的に伝えることで高額査定を引き出せるかもしれません。
不動産一括査定イエウールを利用する際の注意点って何?
イエウールを賢く利用していくためには、注意点を知っておくことが大切です。
注意すべきポイントと対策をご覧ください。
サポート体制が弱い
他社不動産一括査定サイトと比較してイエウールが苦手な点は、サポート体制が弱いことです。
イエウールにはサポートセンターが用意されていません。
初めてイエウールを利用する際の不明点や、不動産売却に関する心配事を相談できる窓口が用意されていないのです。
一応、メールで依頼できるお問い合わせフォームはあります。
しかし、何かあったときにはコールセンターへ連絡してすぐに対応して欲しいものです。
対策として、緊急で対応して欲しいときは、個人情報保護方針の項目にある電話番号へかけてみましょう。
公式サイトの一番下に個人情報保護方針の項目があります。
緊急でない要件はメールで問い合わせるようにしましょう。
仲介売却メイン
イエウールは不動産の仲介売却メインになっています。
投資家や大家がよく利用する賃貸査定は行っていませんし、売りにくい不動産や急いで売却したい人が使う買取査定にも対応していません。
不動産会社が仲介して売却する方法にだけ対応しています。
賃貸や買取について調査したいのであれば、他のサイトを利用するようにしてください。
普通に自分の家やマンションがいくらで売れるかを知りたい際は、イエウールが役立ちます。
連絡方法の指定ができない
不動産会社からの連絡方法の指定ができないことも注意点の一つです。
他社サイトは電話連絡かメール連絡かを選ぶことができますが、イエウールは電話連絡のみとなっています。
実際に利用した人たちもイエウールを使ったら、業者からメールは何も届かず電話だけがかかってきたとコメントしています。
メールで査定結果を送って欲しい場合、申込フォームの備考欄にメール連絡希望と書いておいてください。
または、メールで連絡を取り合いたいことを伝えると、顧客の希望を不動産会社は必ず優先してくれます。
しつこく電話連絡してくるときには、イエウールへ悪徳業者としてクレームを入れるようにしてください。
不動産一括査定サイトのイエウールはどんな人におすすめ?
不動産一括査定イエウールがおすすめなのは下記の条件が当てはまる人です。
- 地方不動産を売却したい人
- 簡単に入力したい人
地方にある不動産を売却したい人にイエウールはおすすめです。
イエウールには、大手不動産会社と地域密着の中小不動産会社両方が登録されているため、地方の不動産でも査定をしてもらえます。
地元の不動産情報に強い会社が査定をしてくれますから、思わぬ高額査定が出るかもしれません。
パソコンでの入力に慣れていない人にもおすすめです。
イエウールはSNSを使うかのように必要事項を入力していけるので、パソコン操作が苦手な人でも簡単に使えます。
スマートフォンからも利用できるようなフォーマットなので初めての人でも気軽に利用できます。
田舎の不動産を売却しようと考えていたのでイエウールを使ってみようと思います
地方に強い不動産一括サイトが少ないので、イエウールがあると助かりますね
まとめ
イエウールの口コミの大部分は良いコメントですが、一部ネガティブな内容もあります。
例えば、査定依頼後に不動産会社からの電話連絡が増えたことや、電話相談窓口が設定されていないことについての感想です。
不動産会社の電話連絡が嫌なときには、申込フォームの備考欄にメール連絡希望と書いておいてください。
また、イエウールは相談窓口の代わりにお問い合わせフォームを用意していますから、何か質問があるときには利用しましょう。
緊急で連絡がしたい場合、個人情報保護方針に掲載されている電話番号へかけるようにしてください。
実際の利用者の口コミを見ると、大部分が簡単に入力できる入力フォームや、一回の入力で6社に依頼ができる利便性を高く評価しています。
地方の不動産査定に対応していることも評価されているポイントです。
簡単操作で気軽に査定額を調べてみたい人や地方にある不動産の査定額が知りたい人は、一度イエウールを試してみてください。