駅前にある黄色い目を引く看板がインパクトある不動産店センチュリー21、テレビCMも頻繁にオンエアされているため、日本国内ではもはや多くの人に知られた存在です。
しかしどんな不動産会社なのかについては、一般の人にはそれほど広く知られていません。
センチュリー21の会社の特徴や評判から見る、優良不動産会社の見分け方やおすすめの利用方法についてまで網羅しました。
目次
センチュリー21の会社概要
センチュリー21、黄色い看板でおなじみのあの不動産会社ですね!
人気俳優を使ったCMも全国区でオンエアされ、日本国内での知名度は抜群ですね。しかし不動産会社としてのセンチュリー21、実際にはどんな顔を持っているのかを検証してみましょう。
センチュリー21のプロフィール
センチュリー21は1971年にアメリカで誕生した不動産会社で、日本を含む84か国で営業展開する世界最大規模の不動産会社です。
日本法人の概要は以下の表の通りです。
社名(日本法人) | 株式会社センチュリー21・ジャパン |
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本社所在地 | 東京都港区北青山2-12-16 北青山吉川ビル7F 他、大阪、名古屋、福岡、北海道、仙台、広島に支店あり |
設立年月日 | 1983年10月21日 |
資本金 | 517,750,000円 |
代表取締役社長 | 長田 邦裕 |
取扱証券取引所 | JASDAQ(証券コード8898) |
元々はアメリカの会社だったのですね、知らなかったです。
日本で開業した当時はまだ12店舗だったのが、2020年の3月現在では978店舗までに増え、この数字は業界では国内第1位なのですよ。
日本法人の沿革
センチュリー21の日本法人は、1983年に伊藤忠商事を株主として提携し誕生しました。
経営の形態はアメリカのフランチャイズ方式(FC)の元、各地域にある個人経営の不動産店、いわゆる町の不動産屋さんがセンチュリー21の看板を借りて営業し、そのロイヤリティーを会社に支払うという形式です。
全国の主要なコンビニエンスストアで取られている方法と同じですが、その違いがコンビニは食品などの実質の商品なのに対して、不動産業界では売買や仲介といったサービスを提供しています。
当初は首都圏に12店舗からスタートしましたが3年後には100店舗、さらにその2年後には200店舗と着々と店舗数を伸ばしてきました。
また店舗数の拡大とともに事業エリアも広げ、1990年には関西地区へ、1999年には中部地区、以後数年置きに九州、北海道と全国47都道府県に進出してきました。
センチュリー21の躍進は数だけにとどまらず、2001年にはジャスダック市場に上場、2012年には中古+リフォームサービス、リボーン21を、2018年にはリースバックサービスも開始、現在ではAIを使った査定サービスなど時代にマッチした取り組みにも積極的です。
この他にも2000年より現イメージキャラクターの俳優、ケインコスギさんを採用したテレビCMのオンエアや2013年よりレディースゴルフトーナメントの運営など、メディア露出も活発に行っています。
最新の実績データによると、2019年3月現在での仲介業の売上高は676,484百万円で全国第5位、成約件数を挙げれば野村不動産グループを抜いて第4位の26,787件です。
数字だけ見ていてもいかに成長が著しいかよく分かりますね。
センチュリー21はただ量を増やすだけでなく、不動産会社の成長ももちろん怠っていません。バブル期にその数をどんどん拡大させていったものの、バブル以後は数を増やすよりも、時代のニーズに合った中古リフォームやリースバックの制度も取り入れ始めていますね。
経営理念と事業内容
センチュリー21の経営理念は、地域で勤しむ加盟店を通じ、全世界共通の「CENTURY21」のロゴマークを持ったブランド企業として、倫理観を持って厳しいコンプライアンス順守の元、質、量ともにナンバーワンを目指し不動産業界のリーダーとしての自覚を持つ、というような内容です。
世界トップの不動産会社であると同時に店舗数だけでなくサービスの質、さらに倫理観の高く優秀な営業マンを育てるという自覚、そしてCENTURY21ブランドとして誇りを持つというようにも解釈できますね。
その理念の元、センチュリー21では主に以下の5つの分野において不動産事業を広く行っています。
賃貸物件取り扱いに関する業務
マンションやアパートの賃貸の仲介をメインに、物件を探している一般の顧客への紹介、オーナーへのプランニングやアドバイスといった事業を行っています。
賃貸仲介はセンチュリー21の要とも言え、会社内の売上高におけるシェアも高いです。
各種不動産物件販売業務
マンション、戸建て住宅のほか、土地、投資事業用まで幅広い物件の販売業務にも携わっています。
また販売のみならず不動産投資についてのセミナーやイベントも開催しています。
中古物件に関する業務
中古マンションや戸建て住宅の仲介業務の他、販売後の保証、住まいるサポート21のアフターサービスも行っています。
住まいるサポート21とは中古物件に対する保証制度の一つで、売却前に専門の知識を持った建築士が住宅判断(インスペクション)を行い、一般の瑕疵保険とは違った日本リビング保証独自のサービスです。
サービスは全国で提供、戸建てもマンションにも対応し築年数の制限はなし、保証期間を3か月から最大2年間まで選択できます。
フランチャイズサポート業務
センチュリー21は地元の不動産の店舗に看板を貸し、そのバックとしてロイヤリティを支払わせる営業形態をとっています。
そのため提携店舗への研修やサポート、情報共有のバックアップといった、フランチャイズ事業にも尽力しています。
リースバック事業
リースバックとは住宅ローンの支払いが難しくなった場合に物件を売却した後、賃料という形で支払いを続けて住み続ける救済制度です。
通常、住宅ローンが払えなくなった場合は物件が差し押さえの対象となり競売にかけられます。
しかし近年ではリストラによる終身雇用制の崩壊や不況によるボーナスカットなど、賃金における環境が厳しくなり、そんな状況下において住宅ローンが払えなくなる人も増えてきました。
マイホーム購入のローン審査はもちろんありますが、条件を厳しくしたままでは不動産そのものが売れなくなり、それでは会社も困ってしまいます。
そこでリースバックが登場したことで、住宅購入へのハードルを少しでも下げて、なるべく多くの人が家を買いやすくしました。
センチュリー21でも例外なく、売買物件のリースバック事業にも力を入れ始めました。
センチュリー21というと賃貸というイメージが強かったのですが、他にも手掛けている事業があるのですね。
賃貸だけということはなく、売買や売却はもちろんですが、フランチャイズ形式の場合は提携店を育てサポートするのも大きいです。何せ、地元の店舗こそが会社の顔に繋がるのでね。
センチュリー21の口コミ
日本では圧倒的知名度のあるセンチュリー21ですが、実際に手続きした人からどんな声があるのか、気になりますね。
大きい会社になると利用者の数も多いので、口コミには良いものも悪いものも数多く寄せられます。平等な判断材料のためにも、良い内容だけでなく悪い内容についてもあえて検証してみましょう。
良い口コミベスト3
センチュリー21の良い口コミで見られた内容のベスト3はレスポンスの良さ、物件と知識の量、的確な提案力でした。
1.スタッフの対応が良かった
マンションの売却を検討していたときに一括査定を行い、依頼会社候補の1社としてやり取りをしました。
特によかった点はレスポンスが早かったところ、近所の店舗に伺って要望を伝えると、すぐに資料をたくさん提示し、とても親身になってくれた印象です。
ただし残念ながら査定額が今一つ満足いかなかったので、今回は契約までには至りませんでしたが今後、売却検討を再開したときはまた相談したいと思っています。
2.物件数が多い
友達の物件探しを手伝っていた時に同行しましたが、地元密着型で物件の数も種類もとても豊富だと感じました。
周辺環境についてもよく熟知していてこちらも気づかないような情報を提供してくれたり、さらに新築や築浅などの物件も紹介してくれたりと、友人も満足していました。
若い女性の方が担当者だったためか、女性の一人暮らしという点を考えこちらの目線できめ細かく対応していただきました。
私が物件探しをするときにも、同じ人にお願いしたいと思ってます。
3.予算に合わせた適切な提案力
中古物件の購入を検討していました。
予算が限られていた中、その範囲内で出来る限り条件の良い物件を見つけられたらと思っていました。
営業マンの方はこちらの要望にもしっかりと耳を傾けていただけ、とても現実的な提案をしてくれて満足です。
また契約後のトラブルなどについても分かりやすい言葉で伝えてくれたので大変助かりました。
価格についてはやや不満があるものの、最後まで丁寧かつ的確にサポートしていただいたので十分感謝しています。
センチュリー21は取扱数、地元への密着度、そして何と言ってもスタッフの人間性の部分での評価は大きいですね。
同じフランチャイズと言っても、コンビニとは違って不動産が商品として売っているのは、金額の高い家や建物、そしてサービスという目に見えないものです。不動産営業が難しいと言われるのも、そうした部分に理由があります。
確かに。それだけでなく専門知識もたくさん必要ですよね。
悪い口コミワースト3
大きい会社ほど、良い内容より悪い内容の方が気になってしまいますね。
会社についての情報提供にはとにかく公平性が重要、そのためにはあえて悪い部分についても紹介しなければならないのは止むを得ません。しかし内容が良くないと言って、全ての人が同じように受け取るとも限りません。
センチュリー21の悪い口コミに見られたワースト3は担当者のバラつき、売買を扱ってないところがある、契約を焦らされたという内容でした。
1.かなり当たりはずれがある
以前お世話になったスタッフさんが非常に良かったので再びセンチュリー21さんにと思ったのですが、今回のスタッフさんはぶっきらぼうな感じで困りました。
フランチャイズ経営だと後で知ったので多少のバラツキがあるのは仕方ないかもしれませんが、あまりにも違いすぎるときちんと教育ができているのかどうかと戸惑います。
ただ地元の情報には大変詳しく良い部屋が見つかったので結果オーライですが、もう少し店員教育を徹底してくださると、言うことはありません。
2.近くにある店舗が賃貸しか取り扱っていなかった
中古マンションを売ろうと考えていたので、最寄り駅にある黄色い看板のセンチュリー21を訪れてみました。
すると、うちでは売買は行っていないという回答、結局少し離れた都心の店を紹介されました。
フランチャイズなので元は町の不動産、でもそんなこと一般人には分かりません。
パッと見て分かりやすくしてくれれば無駄足を運ぶこともなかったのに。
3.契約を急かされた
中古の戸建を買おうとして、物件を見せてもらいました。
雨の日でタオルを用意してくれるなど、担当者の方の第一印象はとてもよかったです。
しかし実際に物件を見学したところ、想像していたよりかなり劣って見えたので購入は見送りたいと伝えました。
そうすると担当の方が態度を急変させ、駅近でこれから発展する人気エリアだから、すぐ契約しないと買えなくなると急かされました。
でも写真とあまりに違いすぎるのはおかしいとこちらも主張、後日掃除をして再度内覧に行くということで待ってもらえました。
悪い口コミについての検証
センチュリー21にも、やはり悪い評価はついてしまっていることが判明しました。
しかしなぜそのように思われてしまったかを検証することで、人によっては必ずしもそれが悪いものだとは一概に判断しがたいからです。
不動産会社の口コミとして信頼がおけるのが、音楽ランキングでも有名なオリコン社、大手の不動産会社であればほぼすべての会社がここで評価にかけられていると言っても言い過ぎではありません。
センチュリー21のオリコン評価での得点については、高い順に以下のように並べられます。
評価項目 | 得点 |
---|---|
担当者の接客力 | 76.04 |
媒介手続き | 74.55 |
問い合わせ対応 | 74.36 |
担当者の提案力 | 72.13 |
契約手続き | 71.88 |
利用のしやすさ | 71.46 |
売却サポート | 70.91 |
売却価格 | 69.27 |
センチュリー21の良い評価ポイントはやはり担当者の質による部分が大きいですね。
しかしその反対に低評価のポイントが利便性、売却に少し弱いという点にあるようです。
悪い口コミで挙げた、売買を取り扱っているかどうか分かりにくいという例は、利用のしやすさという点で少しマイナスポイントになったとも言えますね。
不動産会社には特技がありますが、センチュリー21では賃貸の仲介が強いです。
ただし賃貸に強い会社では、売却の際に物件を貸し出すということも視野に入れると返って強みを発揮できる可能性があります。
一つの見分け方として、売買物件を取り扱っている店舗の特徴には
- 都心部や人気エリアの最寄り駅前にある
- 営業スタッフに女性がいない
- 元々町の不動産だった時に売買を扱っていた
- 店頭のチラシに売買物件の内容が半分以上ある
もちろんこれが全て当てはまるとは言い切れませんが、このようなポイントがあるかどうかを地元の店舗についても事前にリサーチしてみると分かりやすいですね。
良い口コミよりも悪い口コミの方が手厳しい分、内容はより具体的で実際に近いかもしれませんね。
そうですね。しかし悪い口コミについては回避する方法があります。例えば支店名が分かれば別の評判の良い支店を利用する、担当者の対応がひどい場合は本部に苦情を入れて可能であれば変えてもらうなど。その他には店の店頭チラシや様子を注意してみて事前に研究する、そういう工夫もできますね。
良い不動産店舗の探し方をリアルな意見から紐解く
センチュリー21のような大手不動産会社の中にはフランチャイズ形式を取っているところも少なくありませんね。でもフランチャイズの場合、当たりはずれが大きいというデメリットがありますよね。
そうですね。そのためにはできるだけ当たりのお店と出会うことです。その探し方について、口コミの活用方法などをまとめました。
良い口コミで参考にすべきは会社の規模とのマッチング
不動産探しをしている時に口コミを参考にするのはもはや今では当たり前のこと、特に良い評判の集まる会社とそうでないところだと、当然誰もが前者の方を選びます。
傾向としては大手や中堅規模で組織化された会社であるほど数多くの口コミが集まるため、集客力という点ではどうしてもこちらに軍配が上がってしまいます。
ただし小規模な店舗にもその特徴を活かした良さがあります。
不動産屋選びではまず、大手と小規模店の良さを見て、その内容と口コミでの良い評判が合っているかどうかを判断材料にしてみましょう。
大手の強み
- 取り扱い件数、種類が豊富
- 営業マンの教育が行き届きコンプライアンスなども守られている
- 倒産の心配が少ない、また株主からのバックアップなどもあり安心感がある
中小の強み
- 地域密着の営業形態が多く深い知識が豊富
- 仲介手数料などの値段交渉や工期などで融通が利きやすい
- 思わぬ穴場物件を知っていたりする
このような会社規模による特徴は分かれます。
ただし口コミに寄せられる意見の半分以上が営業担当者への評価、そこについては会社の大小で大きな差はありません。
良い口コミの見方は、自分が求めている不動産会社の特徴と合っているかですね。
そうですね。大手には大手の、中小には中小の強みがあります。口コミ評判とそれが合っていると、その不動産会社は選択肢の一つにしてもいいですよ。
悪い評判はどこまで信じればいい?
利用者の本音がより出やすい悪い口コミ、これを恐れずに見るにはどうしたらいいのでしょうか。
悪い内容だからといってやみくもに恐れたりする必要はありません。営業の担当者によってかなり違うことがありますので、ポイントはそこも見てみましょう。
気になっている不動産会社に悪い評価がついていると、気分的に少し躊躇してしまうかもしれません。
しかしそこで決めつける前に考えたいのが、不動産取引をするための目的です。
会社の規模で強みが異なるように、不動産会社にはそれぞれ得意な分野というものがあります。
傾向として見られるのは
- 大手で自社経営しているところは売買や中古物件の仲介に強い
- 大手でフランチャイズ経営のところは賃貸に強い
- 中小規模の町の不動産屋は、やや賃貸の方が強い
- 中小規模でも創業してから長い歴史のあるところは売買や大規模リフォームなどを請け負っているところがある
もちろんこれが全てとは言えませんが、悪い口コミの中には時々こうした不動産選びのミスマッチが起こっている可能性もあります。
自分では中古戸建の売却を依頼するつもりだったが、相手会社の特技が賃貸の仲介だったというようにです。
査定依頼は必ず複数社を比較すること
不動産取引の目的が中古物件の売却を考えている場合、まずは自分の所有する物件の概算価格を相場として知るところから始まりますが、それを査定依頼と言います。
一昔前までは、査定依頼は不動産会社に直接連絡して行っていました。
しかし土地の価格や不動産取引の市場動向など、あらゆる情報をインターネットで見られるようになった今では、ネットの査定サービスを利用する人が圧倒的に多くを占めます。
ネット査定では一度に複数の会社での査定評価をまとめて見られる、一括査定サービスという方法が特によく利用されています。
良い不動産会社に出会うためには、相場価格を把握して何社かを比べてみることが基本です。
1社しか判断材料がないともっと査定金額が高く売れた、または何かで営業マンと合わなくなった時に変えることができないといった後悔が時にあります。
良い口コミの見方でも同じですが、何の目的で不動産取引をするのか、その形態を強みとする会社選びが大切ですね。
その通り、結論として自分が求めているニーズと、不動産会社の得意分野がマッチしていることが一番重要、そうすれば悪い口コミを投稿しなくて済むかもしれません。
センチュリー21がおすすめされる人
口コミの見方を踏まえた上で、いろんな評判はあれども、やはりセンチュリー21をおすすめしたい人はいますね。
センチュリー21を真っ先におすすめしたいのは賃貸物件を求めている人ですが、実は売却を考えている人にも向いている場合がありますよ。
賃貸物件を探している人
センチュリー21の最大の武器が賃貸物件の仲介、国内では売上高第5位の実績を掲げ、また900を超える店舗数は全国ナンバーワンです。
膨大なネットワークを駆使し、取り扱っている物件の数や種類も大変豊富です。
さらに注目すべき点は仲介手数料の安さ、2019年3月の仲介件数は26,787件に対して手数料収入は31,132百万円、これは1件あたり平均が1.16百万と業界でもトップクラスの安値です。
ランキング1位の三井不動産グループにいたっては2.04百万(仲介件数41,533件、手数料収入85,008百万円)、他の店舗でも多くが2百万を超える中でのこの数字はどこよりも安いと言えます。
賃貸物件取り扱いでのセンチュリー21の評判には良い内容のものが集まっていますが、強みを活かせた分野では営業担当者も力を発揮しやすいです。
僕も賃貸物件を探してた時、確かに仲介手数料が安いと言っている会社は見逃さなかったなあ。
売却での仲介手数料はある程度安くすることも可能なケースがありますが、賃貸の場合は金額自体が少ないからなかなか安くしてとは言いにくい部分はありますね。
不動産投資を考えている人
賃貸にはめっぽう強いセンチュリー21ですが、実は売買においても決して弱いわけではありません。
それは不動産投資、マンションを購入し人に貸して収入を得る、こうした分野においては賃貸物件を数多く取り扱ってきた経験が大きく活かされるのです。
実は今、不動産投資を始める人は増え続けています。
普段は会社員でありながらもう一つの顔はマンションの大家さん、もはやこのような肩書を持つ人も決して珍しくはありません。
その背景となっているのが、リストラの増加によって企業が副業を推進し始めたことが大きくあります。
いまだに経営力を回復できない企業が多い中、もはや終身雇用が保証できないことを企業側も認め、それに危機感を抱いた人たちが続々と副業を始め、その候補の一つが不動産投資なのです。
不動産投資家でセンチュリー21を使っている人のうち、70%が満足しているという比較的高い数字です。
特に優れている項目がセミナーやイベントが充実している点、5点満点中4.5という高ポイントを出しています。
セミナー参加者からは、失敗例や成功例が参考になった、情報をたくさん共有できたなど評価は上々です。
副業で不動産所得を得たいと考えている人や投資の初心者の人には特におすすめだと言えるでしょう。
そういえば僕の友達にも不動産収入を副業としてやっている人いますね。流行ってるんですね。
不動産投資と聞くととても難しいように思いますが、株式投資などと比べると価格変動が少なく、かつ比較的安定して家賃収入が得られやすいです。
これを聞いていたら私も興味を持ってきました。
それならば、センチュリー21でセミナーを受けてみましょうか!
女性や初めての土地で不安を感じている人
フランチャイズ形式で営業をするセンチュリー21は、駅から近く立地の良い場所にあることが特徴ですが、実はその多くが元は地元の不動産屋だったのです。
町の不動産屋の強みは何と言っても地元の情報に強い点、センチュリー21の看板を掲げる店舗では、こうした情報ツウが多く、地元の人でさえそれほど知られていなかったことを知っていたりします。
特に初めて一人暮らしをする学生や女性、転勤などで知らない土地に来て物件探しをする人にとって、地域密着型の不動産屋さんは大変頼れる存在です。
センチュリー21は店内がよく整頓されていて、営業担当者がお茶を出すなど気配りがあるという内容の評判も多く見かけます。
いわゆる昔ながらの不動産屋よりは明るく開放的なので入りやすいといった声もあります。
さらに全国に張り巡らされたネットワークによって情報も共有されやすく、手続きもスムーズに運ぶという意見も聞かれます。
また女性の担当者を置いている店舗もありますが、女性で一人暮らしをする場合には同じ目線で考えてくれ、さらに内覧に同行する場合でも女性同士であれば安心できると歓迎されています。
センチュリー21には厳しい意見も結構多く見られてましたが、それだけで決めつけられませんね。
どんな会社にもメリットとデメリットが半分ずつあります。しかしデメリットの部分が全ての人が気になっているかと言えばそうでもありません。不動産取引でこれだけは譲れないもの、反対に重要視していないこと、その両方について明確にしておけば口コミに惑わされすぎないですみます。
まとめ
テレビCMでもおなじみのセンチュリー21はアメリカ発祥のフランチャイズ不動産会社です。
日本国内には900以上の店舗があり全国トップ、賃貸仲介では国内5位という実力です。
評判の中で多いものが良いものでは営業マンの接客態度、提案力があるといった反面、当たりはずれも大きく契約を急がされたケースがあるのも事実です。
不動産会社選びで口コミは大変参考になりますが鵜呑みにするのは禁物です。
良い口コミはその会社の特徴と合っているか、悪い口コミは自分も気になるかどうか、この部分を見極めることも自分のニーズにマッチした優良不動産を見つけられます。
賃貸物件に住みたい、不動産投資を始めたい、地域のことをよく知りたい、そんな人にはセンチュリー21は大変おすすめな不動産会社だと言えます。