2009年に設立されたばかりの新しい大手不動産会社のハウスドゥは、元プロ野球選手をイメージキャラクターとして使ったCMで、店舗数、知名度共に急上昇させています。
実はこのハウスドゥは新しいだけでなく不動産業界でも独自の取り組みを行っている会社で、とりわけ中古物件や土地の売却を考えている人にとっては大変おすすめな会社でもあります。
ハウスドゥの会社の特徴について、評判や口コミ情報のまとめと合わせてその魅力について紹介しましょう。
目次
ハウスドゥの会社概要
ハウスドゥと言うと最近になって一躍注目を集めている不動産会社ですね。
テレビCMもよく見かけ、今では全国に店舗展開していますが、一体どのようにして成長してきたかを探ってみましょう。
ハウスドゥのプロフィール
ハウスドゥの会社の簡単なプロフィールは以下の通りです。
商号 | 株式会社ハウスドゥ |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長CEO 安藤正弘 |
設立 | 2009年1月 |
資本金 | 33億4,724円 |
上場取引所 | 東京証券取引所市場第一部 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目8番1号 丸の内トラストタワーN館17F |
従業員数 | 621名 |
年商 | 315.4億円 |
ハウスドゥは1991年 4月に現在の代表、安藤正弘氏が京都府で不動産仲介会社を創業したところから始まり、1998年 7月に株式会社安藤工務店を設立、当初はリフォーム事業を主に行っていました。
しかし2002年12月に中古住宅再生販売事業を、翌年9月には不動産売買事業を相次いでスタートさせ、2005年12月にはハウスドゥブランドとして本格的な事業展開を始めました。
さらにその最中にグループ企業の再編も行われ、2006年 2月にフランチャイズ事業を開始しました。
2009年1月に現在の企業形態となってからは本店機能を京都から東京に移転、現在までに543店舗がFC加盟、海外を含む8つのグループ会社を持つ一大エンタープライズとして成長してきました。
グループ会社の情報
元々は京都のリフォーム会社だったのが、現在のCEOが一代でここまで築き上げ、さらに東証一部上場まで果たしているのですね。
ハウスドゥでは様々な再編を経て、事業内容ごとに現在では8つのグループ会社を抱えています。
商号 | 本店所在地 | 事業内容 |
---|---|---|
株式会社ハウスドゥ住宅販売 | 埼玉県川越市扇河岸105-1 | 不動産売買仲介 |
株式会社フィナンシャルドゥ | 大阪府大阪市北区小松原町3-3 OSビル16階 | 金融事業、投資・事業用不動産コンサルティング |
株式会社 ピーエムドゥ | 京都府京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町670番地 | プロパティマネジメント事業 |
株式会社 京葉ビルド | 千葉県船橋市本町1丁目22番8号 | 不動産賃貸管理、仲介 |
H-DO (THAILAND) Limited | 35 Soi Sathorn 9, South Sathorn Road, Yannawa, Sathorn, Bangkok 10120 | 中古住宅リノベーション、サービサー等 |
株式会社 小山建設 | 埼玉県草加市旭町3-5-3 小山ビル2F | 不動産売買、賃貸の仲介、建設業 |
株式会社 小山不動産 | 埼玉県草加市旭町3-5-3 小山ビル1F | 不動産売買、賃貸の仲介、管理業 |
株式会社 草加松原住建 | 埼玉県草加市金明町263番地3 パルファン201号室 | 不動産売買、賃貸の仲介 |
4つの主な事業内容について
大企業では、部門ごとにそれぞれ専門のグループ子会社を持つのはよくある経営体制ですね。
その通りですね、それでは4つの主な事業内容について、より具体的に説明しましょう。
株式会社ハウスドゥでは主に4つの事業を展開しています。
1.フランチャイズ事業
ハウスドゥはエリア毎に加盟式のフランチャイズ形式で営業を行っています。
不動産売買仲介のHOUSE DOの他、賃貸仲介部門のRENT DO!、時間貸しレンタルルームのタイムルームクラウドの3つを置き、各種サービスを提供したりコンサルティング業務を行っています。
2.ハウス・リースバック事業
ハウスドゥの最大の特徴の一つとなっているリースバックについての特化部門です。
リースバックとは物件売却後も賃料を払うことで住み続けることができる制度、不動産業界でもまだ導入しているところの少ない新しいシステムです。
3.不動産売買事業
ハウスドゥでは通常の不動産売買事業も行われています。
中古物件の買取事業の他仲介業、新築戸建て住宅の販売、新築分譲マンションの企画開発、リノベーションなども幅広く手掛けています。
4.リフォーム事業
リフォーム会社としてスタートしたことから、現在でもリフォーム事業も継続されています。
全面的なリフォーム以外にも部分リフォームも対応、バリアフリーや増改築、耐震補強などニーズに合わせた総合的なリフォーム業務も展開しています。
フランチャイズの不動産と言えば賃貸を得意とする会社が多い中、これだけ広く事業展開している会社も珍しいですね。
売買から賃貸、リフォーム、これだけ一つの会社で完結するというのは、エリアに密着し一貫して担当するという会社の経営理念にも沿っています。
ハウスドゥが持つ5大特徴とは
ハウスドゥという会社がどんなところかが分かったところで、この会社の強みを知りたいです。
ハウスドゥには不動産業界でもまだ例が少ないと言われる5つのことをやっています。
ハウスドゥが特に力を入れている5つの事業内容の詳細について説明しましょう。
1.リースバック
ハウスドゥが全社を挙げて掲げるのがリースバック制度の採用です。
リースバックとは、家やマンションを購入したものの諸事情でローンの支払いが滞った場合の救済制度の一つです。
ローンを払うことが難しくなった所有者は不動産会社に物件を一度売却し、新しい買主に毎月賃料として支払うことを条件に、マイホームに住み続けられます。
この方法のメリットは、何よりも住む場所がなくならないことです。
住宅ローンを組む場合、その多くは物件を担保に銀行からお金を借り、支払い不能になると半強制的に競売にかけられ、自宅を失い住む場所を変えることを余儀なくされます。
しかしリースバックではその必要がないので、面倒な手続きや引っ越しをすることがない点は大変大きいです。
リースバックを投入している不動産会社はまだ少数、その理由は一度支払いが難しくなった所有者を救済するのはある程度リスクがあるからです。
ただし注意点として売却価格が相場よりも安く一方で、賃料は近隣相場よりも高くなるという現象が起こる可能性があります。
さらに、将来買い戻すことももちろん可能ですが、その際には売った金額より高くなっているケースがほとんどです。
このように考えるとリースバックがあるから一概に安心とは言えない部分も否定できません。
しかし長引く不況の影響で、減給やボーナスカット、リストラと会社員を取り巻く金銭環境が厳しくなっているため、実際にはリースバックを利用する人が年々増えています。
お金の面での保証があると考えれば、リースバックがあると幾分安心感がありますね。
2.底地、借地権買取を実施
ハウスドゥが取り組んでいるもう一つの事業が底地や借地権の買取を行っていることです。
底地とは借地権付きの土地という意味です。
これだけでピンとくる人は少ないのでもう少し掘り下げると、その土地の所有者は地主であるけれども、土地を借りている人(借地人)がいて、使用権は借地人にあるという構造をしています。
借地人は地主から土地を借り、定められた決まりの範囲内で住宅を建てたり店舗を経営したりする傍ら、一定の賃料を地主に支払っています。
このように所有することができるものの利用する際に自由に扱えない、底地にはそんな特徴があります。
用途が限られているにも関わらず、底地もまた税金の評価はされ、不動産関連の税金が毎年かかります。
つまり課税評価は公平に行われる一方で自由度の少ない土地であるため、売却しても価格はすずめの涙とも言われ、なかなか売れないという性質も持っています。
価値が安いのに税金だけはしっかりとられる、極端な例ですが実際の価値は300万円程度なのに税金での評価が1000万円くらいにもなる、このように少し扱いの難しい物件の一つです。
収益性の少ない底地買取もまた、不動産会社がどちらかと言うと敬遠する取引の一つです。
一方借地権とは建物を建てるためにお金を払って人から土地を借りる権利のことを指します。
これのより分かりやすい一例が、人から借りている土地(底地)に戸建住宅を建て、そこに住むための権利と考えると良いでしょう。
国内の戸建住宅に住んでいる人の中には、このように借地権付き物件に住んでいる人が少なくありません。
しかし借地権が不要になる時にその権利を第三者に譲渡するのは、専門知識のない一般の人が行うのは大変難しく手間も生じます。
ハウスドゥではこうした底地や借地権の買取も積極的に行っています。
土地を多く所有する地主、地方の集落にある使い道のない土地の課税に悩まされている持ち主、借地権付き住宅に住んでいる人にとってこのような事業を行っている会社は大変ありがたい存在だと言えます。
リースバック、底地買取、いずれも他の不動産会社がなかなか手を出したがらない事業ですよね。
どちらもそれなりにリスクを抱えるから、しかしハウスドゥは時代の先を見る目が大変優れています。不景気やリストラ、少子高齢化の時代、実際にどちらの取り組みも需要は高まる傾向にあります。
時代がようやく追いついたというところですね。
分かりやすく言うとそうかもしれませんね。他にも、ハウスドゥは他の会社があまりやらないことを重点的に行っていますよ。
3.買取保証がある
ハウスドゥでは、中古物件の仲介業の他にも、買取保証サービスも適用しています。
買取保証とは、中古の戸建てやマンションがなかなか売れない時に、不動産会社が買い取ってくれる制度です。
不動産会社では中古の物件売買を取り扱う際に、売主と買主との間に立って販売業務をするための媒介契約を結びます。
媒介契約の期間はおおむね3か月程度が平均ですが、必ずしもこの期間内に物件が売れるとは限りません。
そこであらかじめ予定していた期間に売れなかった時、不動産会社に買い取ってもらえばいつまでも売れない不安が取り除けるのがメリットです。
一方で売却価格が仲介金額の7~8割程度に下がるという注意点もありますが、決まった期間に確実にという点を重視している人にとっては、買取保証の有無は安心材料の判断基準にもなります。
もちろん、この制度を利用して不動産会社に買われた場合には、仲介手数料は発生しません。
4.リゾート物件を取り扱っている
今では数が少なくなったリゾート物件の取り扱いですが、ハウスドゥでは沖縄や中部地方の別荘地のリゾート物件も販売しています。
バブルの頃は土地の価格が高騰し、また別荘を持つこともステイタスだったため、リゾート物件には多くの需要がありました。
しかしバブル崩壊後、リゾート物件は軒並み価格が下落し、ほとんどただ同然でたたき売られたという実例も後を絶ちませんでした。
リゾート物件の取り扱いはこのように市場動向に左右されやすくまたリスクもそれなりに大きいため、今では積極的に取り組む不動産会社も数は多くありません。
しかしその一方で、企業のリストラや副業推進の流れで都心に通勤する必要性も薄れ、現役世代の間で賃料の安い地方都市に移住する傾向もここ数年で強まっています。
また2020年に起こった新型コロナウイルス拡大によって、通勤を伴わないテレワークが広がり出し、今後もリモートワークの需要は下がることはありません。
そのような時代背景の中で、沖縄や中部地方の空気のきれいな別荘地への人気が再び見直され、移住をする人も少しずつですが増えています。
のんびりしたリゾート地で自分のペースで仕事をして充実した日々を過ごしたい、そんな若者たちにとってはリゾート物件は今が買いのチャンスですね。
5.AI査定
土地や戸建て住宅、マンションの査定はかつては不動産会社に直接依頼していましたが、今ではインターネットで簡易査定を行う方法が一般的です。
ハウスドゥではいち早くこの流れに注目し、人工知能(AI)を使った査定を実施しています。
AI査定は不動産会社の実績を基に集められたデータから、依頼物件の築年数や立地などを割り出して大まかな予想価格を打ち出します。
この方法のメリットは
- 結果が早く分かる
- 不動産の専門知識がなくても大丈夫
- 無料
- 営業電話の心配がない
と、忙しい現代人にとってはまさに最適な査定方法であると言えます。
ただし一つ注意すべき点は、AI査定の金額がそのまま販売価格にはならないと心得ること、なぜなら物件そのものが持つ詳細な特徴まではAIで判定するには限界があります。
土地の中に段差があって水捌けが悪い、土地の形がいびつ、住設備に不具合がある、過去に事故案件があったなど、販売価格を下げる要素は細かい部分にたくさん潜んでいます。
AI査定は相場をつかむためとし、本気で売却する場合は不動産会社で実際に行う訪問(詳細)査定を必ず実施しましょう。
人と同じことをやっていては生き残れない、これは私もよく上司から言われますね。
そうですね。他社がやりたがらないことはしつつも、時代の流れや顧客のニーズを正確につかむ目があるからこそ、ハウスドゥは成功しているとも言えますよ。
ハウスドゥの口コミ・評判とは
では実際に、ハウスドゥの評判っていかがなものなのでしょうか。
ハウスドゥの口コミは営業マンに対する評判が高い傾向が強いです。実際の声を拾ってみましょう。
早く売却できた
まずよく見られたのが対応がスピーディーという面、営業担当者の行動が早かったため、予定よりも早く売却できたという利用者の声を、以下に紹介しましょう。
北海道で不動産取引未経験にて、築10年の分譲マンションを売却しました。
前々から自宅の売却を考えていたのですが、何分知識がなくて自信がなく、なかなか取り掛かれないでいました。
もちろん、自分でも中古物件の売却に関する情報についてはある程度ネットで調べたりしましたが、やはり難しいですね。
そんな時、たまたま目にしたのがハウスドゥさんのホームページで、とりあえずという気持ちでしたが査定をお願いしてみました。
でも査定会社は複数あったほうがいいとあるので、念のために一括査定も利用しました。
その中でも、ハウスドゥの営業担当の方の説明が一番分かりやすかったです。
査定額がなぜ違うのか、なぜこの金額になったのかの根拠など、相談していくうちにこちらも不動産知識を修得できました。
最終的には930万円にてハウスドゥさんに依頼したところ、媒介契約の期間内にすぐ決まってあっという間に成約に。査定価格についてはまあ妥当だと思っていますが、個人的にはハウスドゥさんにお願いして満足しています。
顧客に寄り添って親身になってくれる
営業担当者ができる人というと評判が良くなるのはもちろんですが、中には以下のような心温まるエピソードも見られました。
恥ずかしい話なのですが、離婚することになって財産分与で築10年くらいの一戸建てを売却することになりました。
友達に不動産関連の仕事をしている人から一括査定を勧められ、ネットで簡単にできそうだったのでやってみました。
しかしその結果、今だから言えますが6社見た中でハウスドゥさんの査定は1番安かったです。
一応なぜ安いかを聞きたくて連絡してみると女性の担当者で、こちらの要望にとても親身になってくれ、接客態度はむしろ一番よかったです。
ダメ元で他の5社の査定額を伝えると対応してくれて、なんと最終的にはその金額でやっていただけることになりました。
私のこんな状況にもかかわらず、いろいろと気を使ってくださりました。
時々混乱することもありましたが、その都度丁寧に伝えてくれたので大変助かりました。
私自身はおそらく、今後不動産取引をする可能性はほとんどないと思ってます。ですがもし友人で不動産屋を探している人がいたら、迷わずハウスドゥのあの女性担当の方を紹介したいと考えています。
仕事ができるということは基本ですが、それ以外に目の前の顧客に対して真剣な姿勢を見せる、そんな人間性の部分も大切ですね。
そうですね。不動産営業はAIだけでできない、人間性のスキルも要求される部分がありますね
担当者の当たりはずれがやや大きい
営業マンの質が良い口コミを紹介してきましたが、一方で良い内容ばかりでもないのは大手会社であれば止むを得ません。
公平性を期すため、あえて悪い内容についても以下紹介しましょう。
今持っている中古マンションを売りたくて、各社に一括査定を使って依頼しました。
全部で4社くらい、念のため一番安いところについても連絡を取ってみました。その一番安かったのがハウスドゥさんで、自宅からは逆に一番近いところに店があったので妙な安心感がありました。
担当してくれた人は20代くらいのとても若い男性で、物腰は柔らかくていいのですがどこか頼りない。
一括査定で他の会社の数字も示したうえで、なぜこのように安いのかについて聞いても納得いく回答が得られず。
申し訳ないけど他の人に変えてもらったところ、40代くらいのベテランぽい人が変わってくれてとりあえず説明してくれ、納得しました。
査定額が高い会社というのは後から下げてくるところがあると聞いていたのでハウスドゥさんはその点では悪質ではないのでしょうが、そういった知識的な部分で若い人にもう少し勉強させてほしいと思いました。
なるほど。担当者によるばらつき、て、これは悪い口コミでよく見るあるあるですね。
不動産会社の営業マンも人間だから、客と常に必ず相性がいいとも限らないですね。この口コミの方は少しアンラッキーだったかもしれませんが、若い担当者だったら今後変わっていく可能性もあるかもしれません。
それもですがもう一つ気になったのが、査定価格については低いという声が多いですね。
査定額はもちろん高くつけてくれるほうが確かにいいですね。しかし意外にも大手会社はコンプライアンス順守など堅実さが求められるため、査定額は低めになる傾向がどこでも見られます。このユーザーさんのおっしゃるように、逆の意味として悪徳ではないという解釈もできますね。
ハウスドゥがおすすめされる人
ハウスドゥの強みが、リースバックや底地買取といった、他社がやらない試みを行なっていると分かりました。そこを踏まえてのおすすめできる人を紹介してください。
ハウスドゥでは不動産関連事業を幅広く行なっているので、どんな人にもおすすめですが、特におすすめできる4つのタイプ別に紹介しましょう。
とにかく家を持ちたい人
不動産購入はタイミングが重要です。
自分のライフスタイルと土地の価格の市場動向がマッチしたときこそが、まさに最大のチャンス到来です。
結婚、出産、介護などのライフステージでマイホームの購入を検討する場合もあるでしょう。
そんな時こそ、前向きに購入を検討するチャンスです。
機を外してしまうとまた数年待つことになり、その間に市場動向だけでなく金利が変化したりすることもあります。
ハウスドゥには万が一の時のためにリースバック制度があります。
住宅ローンの審査はもちろん他社と同じように行われますが、支払いが難しくなった場合でも売却から賃料という形で住み続けることができる救済措置がこのリースバックなのです。
この制度を導入している会社はまだそれほど多くないので、どうしても家を持ちたいと考えている人には、ハウスドゥはまさに最適です。
また元々はリフォーム会社だったこともあり、新築よりも中古物件を購入して必要な部分だけ修理するお得な方法を取る、最近ではこのような中古市場での不動産取引も増えています。
複数の土地を持っている地主
土地をいくつか持っている地主にとって、活用できてない土地が残っているのは時に頭の痛い問題となります。
その理由は、土地を所有しているだけでお金がかかるからです。
その土地に借地権のある建物を作って住人から賃料を受け取る、店舗を作って利益を得るなど、税金以上の収入が見込める使い方ができれば問題ありません。
しかし実際にはその用途もなくただ残っているだけでは、収入はないのに税金は毎年しっかり払う必要があります。
もはや持っているとマイナスになってしまうものであれば売却した方が賢いですが、難しくリスクがある底地の買取は行っている不動産会社が少ないのが現状です。
ハウスドゥはそんな底地救済を行う、数少ない会社なので土地を手放したい地主にとっては最適と言えますね。
借地権付き住宅に住んでいる人
自身で物件を購入し持っていることを所有権といいますが、借地権とはまったく別のものです。
借地権とは土地を地主などの他人から借り、その上に戸建住宅やマンションを建てて住んでいる権利のことを指します。
実は戸建住宅に住んでいる人には、自己で所有するのでなく、賃料という形で支払っている割合も少なくありません。
しかし遠方に転勤などで引っ越してしまうのでもう住まない、実家だったので相続したものの管理することが難しい、契約の更新ができないなどの場合で借地権を手放したい時が来ます。
借地権もまた持っている限りお金がかかる上、地主との交渉など知識がないと難しい手続きが多くなります。
借地権の買取を取り扱う会社もまた少ないですが、ハウスドゥでは底地の査定や見積もりは一切無料、借地権での地主との交渉や手続き代行、さらに建物は現状のままでもOK、支払いは現金一括払いという好条件です。
早く売りたい人
離婚での財産分与のため、一人暮らしだった親の死去、節税などを理由に、定まった期間までに物件を売らなければならない取引案件が今増えています。
中古物件が売れるための平均的な期間はおよそ3か月とされていますが、物件の条件によってはこの期限内で済まないケースも多々あります。
駅から遠い、築年数が古い、設備が新しくないと言った場合、特に早く売れるようになるのは難しい傾向があります。
しかしそんな物件をできるだけ早く売りたい場合にも、ハウスドゥは大変おすすめできます。
ハウスドゥには買取保証制度があり、媒介契約の期間中に成約がなかった場合に、不動産会社が物件を購入してくれます。
デメリットとして相場よりも価格が低くなってしまいますが、早く確実にという目的がある場合には大変便利な制度です。
リゾート物件を買いたい人
バブル期に人気が出て、経済破綻後にたたき売られたリゾートマンションや高原のペンションなどがあります。
実は今、これらのリゾート物件が見直されつつあります。
それには若い人や現役世代たちの意識や働き方の変化があります。
一昔前、それこそバブル期には良い企業に就職し終身雇用で年功序列で昇給するという会社員という働き方が圧倒的多数を占めていました。
ところが終身雇用はもはや崩壊し、欧米式の能力主義によって年功序列も崩れ、さらには大手企業でもリストラを行うという流れに変化しています。
そんな中で、企業に属さない働き方、満員電車に乗らないですむ生き方にあこがれる人が増え、空気がきれいで物価の安い地方都市に移住する人が少しずつ増えています。
その中で注目されているのがリゾート物件、ひところ価格が下落したものの最近ではその価値がまた見直されています。
しかし市場の動きに影響されやすいリゾート物件を取り扱うのは会社にとってもリスクがあるため、なかなか手をつける会社が少ないのが現状です。
ハウスドゥでは沖縄や中部地方の山間部をはじめとしたリゾート地の物件も多数取り扱っています。
また店舗も全国展開しているため、何かあってもエリア内に店があって駆け付けてくれます。
まとめ
京都のリフォーム会社の一社員が設立した株式会社ハウスドゥは、10年あまりで店舗数500を超え東証一部上場を果たすまでに成長しました。
その秘密とは他社のやらないことを積極的にすることです。
通常の不動産売買はもちろん、売却後も済み続けるリースバック、売買の難しい底地や借地権の買取、市場に左右されやすいリゾート物件の取り扱いなど、多少のリスクを含み他が取り組まないことをやっています。
営業社員の教育や対応の面で高評価な反面、査定額はやや堅実というのが口コミの総評です。
他社にはない取り組みの中で自分が求めているものを見つけたら、迷わずハウスドゥに連絡してみましょう。